社会隔離の延長とワクチン接種情報
こんにちは、ぱろです。
ベトナムにいる皆さんは、長いロックダウン生活お疲れ様です。
ベトナムに来てから隔離かロックダウンのような感じで、自由に外に出られた時間よりも家にいる時間が長くなってしまいました。体調が悪かった時からずっとつけていた日記を書くのをやめてしまい空白の期間が増えてしまいました。
ニュースやこちらに来てからのロックダウンについて自分の中での振り返りを含め綴っていこうと思います。
今回の市中感染はいつから始まったの?
今回は国内だと第4波にあたり、4月の末ごろからの感染拡大が影響しています。このころ市中感染が確認されたのは日本から帰国したベトナム人からだという報道があります。
新型コロナ:ハナム省とホーチミンで市中感染5人、日本からの帰国者と接触 [社会] - VIETJOベトナムニュース
隔離を終え、PCR検査を都度行っていたのに隔離完了後に陽性反応に。ベトナムは日本と同じようにゴールデンウィークの時期に連休があり、その際の国内移動で感染が広がってしまいました。3月25日以降、確認されていなかった市中感染。1カ月ぶりに市中感染が確認されてから9月現在に至るまで日を増すごとに増え続けています。
市中感染が確認されてからのハノイ
4月30日から感染対策としてマスク着用の徹底、5Kの徹底(マスク、消毒、人との間隔、多くの人で集まらない、健康申告)、カラオケ・バー・ゲームセンターなどの一時営業休止が始まりました。
5月25日からは飲食店の店内サービス、理美容室の営業が一時休止。
6月の頭に記念日があったのですが、おうちごはんに…
6月22日からは市内感染が少し落ち着いたので飲食店の店内サービス、理美容室が21時までの営業で再開。
7月に入りまた感染者が増え、7月8日からは必要時以外の外出自粛、屋外でのスポーツ活動の一時休止。14日にはハノイ市と各省市との境界地点に検問所設置。
感染経路不明の市内感染者が発生しているため19日からは感染防止対策が強化され、いわゆる15号が発令されました。
ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(ハノイ市の感染防止対策強化) | 在ベトナム日本国大使館
必要な場合以外の外出は控え、不要不急の営業も停止を求められました。仕事も職場での人数制限やオンラインへ切り替え、が必要に。15号はまだデリバリーでレストランから食事をオーダーすることは可能です。なのでそこまで不便には感じませんでした。
ところが、7月24日からは首相指示第16号が発令し、より厳しい社会隔離を実施することが発令されます。
ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(ハノイ市における社会隔離) | 在ベトナム日本国大使館
今のところハノイで一番厳しい社会隔離指示です。
●以下に挙げる営業活動以外は、全て一時休止すること。生活必需品を販売するショッピングセンター、スーパー、市場、コンビニ、生活雑貨販売店、花・果物・野菜販売店、薬局、医療機関、銀行、企業活動の支援サービス(公証役場、弁護士、登録等)、証券、郵便、通信、貨物輸送・輸出入支援サービス、社会福祉サービス等。
これによりレストランなどからデリバリーができなくなったのが地味につらかったです。この時ちょっと体調がよくなかったので、出る前からデリバリー頼り。
発令されたときにはしなびた野菜が冷蔵庫にあるくらいでした。
くまさんが買い出しに週末行ってくれるまでは作り置きなどでしのぐような状態。かなり焦りました。
近所のスーパーも感染者が出てしばらくお休みになったり、食品デリバリーも各お店のドライバーさんしか使えない?ので注文をさばききれない状態だったようで、発令されて直ぐは結構混乱していたような記憶です。私が住んでいるアパートでは代行で食材を購入してくれるサービスも始まり、途中病院に行ったりはありましたが全く外に出ない生活ができるように。スーパーも再開したりと食料品の心配はなくなりました。
長引く社会隔離延長、9月のハノイの現状
当初2週間の予定だった16号も延長が重なりあっという間に1カ月が過ぎました。9月6日には開ける見込みでしたが、再度2週間の延長が決定。ただ、中心街など人が集まりやすいエリア以外はゾーンに分かれて社会隔離の緩和が発表されました。
ベトナム国内における新型コロナウイルス関連発表(ハノイ市における感染症対策の強化) | 在ベトナム日本国大使館
緩和エリア15号なのでレストラン営業は始まっているのかな?自分で作るご飯も満足はしていますが、そろそろベトナムローカルフードやレストランの味が恋しいです…。
ハノイの感染者数はここ数日は50人前後、一時期は60~100人以上だったのでそれに比べたら減っては来ているのかいないのか…
ともあれ一部エリアが規制緩和されたので、市内全域緩和されることを願っています。
COVID-19のワクチン接種情報
うれしいニュースもありまして、日本大使館からついに!ベトナム国内でのワクチン接種について連絡がありました!わ~~~!
ベトナム国内に在住の皆さまへの新型コロナウイルスのワクチン接種 | 在ベトナム日本国大使館
待ち望んだワクチン接種。アストラゼネカ製ですが、私たちは帰国して打つのは難しいと思っていたのでうれしいニュースです。
現在調整中ですがハノイは9月から11月中に日系クリニックにて予約・実施予定ということなので、今から楽しみです。
住んでいるアパートでも接種希望の調査があったので早く打てる方で打ちたいと思っています。
妊活中のワクチン接種について②
妊娠を希望している方はワクチン接種後に妊娠を避ける必要はないとされていますが、以前別のブログでも記載したように私が以前かかったベトナムのお医者様からは妊娠前に受ける場合は、約半年(1回目接種後8週間~12週間、2回目接種後3周期開けるようにとの説明)妊活をお休みするようにと言っていました。これはどのワクチンタイプでもということ。(※病院、医師によっても違うかもしれません)
日本の医療相談の窓口では、エビデンスが少ないので個人の判断による。接種後にもし妊娠が判明した場合、妊娠初期を避けて12週目以降に2回目を打つのがよい、とのことでした。また、妊娠前の場合は2回目接種後2週目の抗体ができてからの妊活再開がよいとのこと。ベトナムのお医者様よりは緩いですね。
アメリカ・イギリス産婦人科学会の新型コロナワクチンに対する動向 - 亀田IVFクリニック幕張のブログー妊娠・体外受精ー
各記事からも読めるようにmRNAワクチンの場合についてのデータがメインでアストラゼネカについてはデータが少ないためほかの記事も探しましたが言及があまりありませんでした。
Janssen COVID-19 Vaccine (Johnson & Johnson) Questions | CDC
J&Jのウィルスベクタータイプのワクチンはアメリカでは妊娠前後、また授乳期間にも影響がないと書かれています。ただ血栓症のリスクは妊娠の有無にかかわらず50歳未満のすべての女性は血栓リスクが高まることを認識する必要があるとの記載です。ワクチンを接種したからと言って妊娠後の血栓リスクが上がることはないようです。
調べていて初めて知ったのですが、アストラゼネカはチンパンジーアデノウイルスベクター、J&Jはヒトアデノウイルスベクターに基づいて作られているようですね。
The Oxford/AstraZeneca COVID-19 vaccine: what you need to know
こちらの記事ではデータが少ないのではっきりとした言及はないかな。
ただ、WHOはアストラゼネカ製のワクチンの接種によって妊娠を遅らせたり中絶の必要はないとしています。血栓リスクについては基本的にはJ&Jでもアストラゼネカでも記載がありますね。
今別件で治療後&妊活お休み中なので多少時期が延びてしまっても国内の感染状況をみても年内であればワクチン接種は受けたいなぁとは思っています。ただ妊活も年齢的にあまり再開を伸ばしたくないので悩みどころ…
基本的には打てる医院での相談となると思いますが、ハノイで受ける場合は日系クリニックでの接種になるのでベトナムのお医者様ほど妊活停止の期間については厳しくはないのかな?と勝手に思っています。
問い合わせをまだしていないので、妊活中の接種情報について何かあれば別途追記したいと思います!
そんなこんなで、最後は脱線してしまいましたがベトナムロックダウン&ワクチン接種についてでした。日本もベトナムも大変な状況は続きますが皆さんご自愛くださいね。
それでは、ぱろでした。