ぱろクマblog

2021年3月より夫の海外赴任に帯同してベトナム、ハノイで生活しています。

ベトナムで子宮外妊娠①~妊娠発覚から初診までの体調の変化

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こんにちは、ぱろです。

この記事をあげてるころには、心の整理が少しついてきたころなのかな。

タイトルの通り、ベトナムで子宮外妊娠を経験しました。ハノイに来てまだ数カ月、ようやく慣れてきたかなという頃。私たち夫婦にとって初めての妊娠でした。

 

結果を先に言うと、6週目にあたる週に右卵管に胎嚢らしきものを確認。出血や痛みはなく、大きさもまだ小さいという話でしたが破裂する前に治療をということで即日手術をして右卵管を切除しました。

(これを書いているのは術後2週間が過ぎたころに書いているので、投稿日時よりずっと昔です。)まだ言葉にするのは辛いですが、子宮外妊娠を経験された方のブログなどをいろいろ拝見して日本ではこうだったんだな、とか、ベトナムでは違ったな、等発見がありました。自分の経験が誰かの辛い気持ちに寄り添えるかもしれないと思いパソコンに向かい合っています。

 

 

妊娠が発覚した時

妊娠が発覚したのは記事を書いている日のちょうど1カ月前でした。

その日はまだ、生理予定日を1日過ぎた日で通常でしたら検査はしなかったのですが、別件で病院での検査がありフライング検査をした日でした。妊娠をしていると受けられないものでしたので、病院には行きましたがお医者さんと相談してその日は診察のみで翌週妊娠確定のために婦人科を受診することに。

私は結構この時点でちょっと浮かれていたのですが、どう見ても怪しい(ちょっと薄い)検査薬の結果だったのでまだわからないから一喜一憂しないの!と冷静なくまさん。

初診までの体調

着床出血と呼ばれるものだったのか不明ですが、生理予定日~1週間ほど出血がありました。 出血といっても鮮血や生理のような色ではなく終わりかけのような茶色いもの。量もほとんどなくトイレの時に紙につく程度の量で、念のためその期間はずっとナプキンをしていましたが少しついてるな、くらいの量でした。終盤若干色が変化したり量が増えたりしましたが初診の2日前に止まりました。

生理が始まる直前に茶色いものはよく出ていたのでそれの類かと思い落ち込んだりしていましたが、1日2日と経つ間にこれは普通の生理じゃないから妊娠はしているんだろうなと思うように。

基礎体温というほど正確なものではありませんが体温はずっと測っており、高温期のキープ、胸の張り、なども変化として見られました。若干の胸焼けもありましたが、胃もたれくらいの感じ。

出血以外には若干の下腹部痛もありました。

子宮外妊娠の兆候?

生理痛のようなものがほとんどでしたが、ターニングポイント?は生理予定日から4日目。18時ごろから右下腹部と脚のつけねあたりが痛くなり、立っていられないくらいに…。夕飯の準備は何とかこなしましたが、くまさんが帰ってきてからはもう座ってもいられないような状態。ご飯も汁物だけ飲んですぐベッドへ。

妊娠の可能性があるから薬も飲めないので本当につらかったです。痛みをこらえながら、右下腹部の痛みをものすごく調べ・盲腸・子宮外妊娠による卵管破裂・卵巣茎捻転などが当てはまりそうだなと血の気の引くような痛さの中で検索結果を見ていました。

これが寝れないほど続くようなら救急車を、と思っていましたが21時頃に激しい痛みが弱めの生理痛くらいまで落ち着いたので、その日はそのまま休むことに。翌日、日本の医療相談窓口に連絡することにしました。

医療相談窓口に相談

翌日、朝はまだ右下腹部に痛みがあるもののだいぶ落ち着き、医療相談窓口にはその日の午後、日本のお医者さんとお話しすることができました。

女医さんが対応してくださって、症状についてお話しくださったのは以下の通りです。

・子宮外妊娠の場合、よくあるのは卵管部分に着床するもの。それが破裂して痛みが出てくるのでまだ週数が早すぎるので破裂などの痛みではない。また痛みが今落ち着いてるということは可能性が低いだろう(破裂の場合は痛みが継続するはず)

・卵巣茎捻転については、やはり痛みが継続していないということで可能性は低い。

・痛みや出血は妊娠初期によくみられるものだから心配しすぎないこと。

という内容を詳しく丁寧にお話ししていただきました。

出血がなく、痛みがないことはいいことだから、あとは待つしかない。今は子宮外かどうかはわからないから気になるだろうけど待つしかないんだよという言葉が、変に大丈夫と言われるよりも救われました。いろいろ検索したりしてしまうのもよくわかるよ、と。とても親身にお話を聞いてくださってとっても安心感があり、お話ししながらちょっと半泣き。

ベトナムに来てから、なんだかんだずっとロックダウンがあったりして、くまさん以外と話す機会がほとんどない生活です。友達や親ともメールのやり取りがメインで直接話したりはしばらくしていなかったので不安な時に女性の日本人のお医者さんからきちんとした説明が聞けて本当にありがたかったです。

相談をした後は緊張や不安が落ち着いたのか、腹痛はだいぶ落ち着いていました。それからは生理痛のようなものを感じたりちくちくした痛みはありましたが、激しい痛みなどはなく過ごします。

ベトナムの妊娠検査薬について

話が少しそれますが、病院で妊娠検査をする前に自宅で検査しますよね。

今回は2種類の妊娠検査薬を使いました。

1つは早期妊娠検査薬で、付属のカップに尿をとり検査の紙を浸すタイプ。もう一つは日本でよく見る尿をかけるスティックタイプのもの。

前者は自宅近くのベトナムでよくある感じの薬局で購入。(20,000VND=¥100くらい)、後者は病院の帰りにPharmacity(きれいめドラッグストア)で購入(37,000VND=¥185くらい)

それぞれ1個入り。なんで妊娠検査薬の話かというと、片方は全く反応しなかったためです。しかも高いほう(日本でよく見るタイプ )が反応しませんでした…。反応しないので初回のが偽陽性だったのかと落ち込んだりしていましたが、ベトナムで妊娠された方のブログで検査薬で陰性、病院で陽性だった方がいたので、近くの薬局で追加購入して検査しました。結果は陽性!

どちらの検査薬も2~30℃前後の温度で管理するようにという文言があったのでスティックタイプ?のほうが温度変化に弱かったのかな?とおもいます。Pharmacityは冷房も効いてて管理されてそうなところだったのですが…当たりはずれがあるのかな。

ベトナムで妊娠検査する際は、何店かの店舗で購入してチェックすることをお勧めします。そんなに高いものではないですし、反応しないものは驚きの白さ!って感じの反応のなさなので…

初診までの症状まとめ

話がそれましたが、腹痛は初診までには落ち着き、出血も6日目には終わりました。

簡単に症状をまとめると、

・生理予定日+2日目から6日間、紙につく程度の茶色い出血あり

・予定日から4日目に右下腹部に激痛 ・高温期キープ ・胸の張りあり

初期症状としては右下腹部の痛み以外は妊娠初期症状と一致しているかなと思います。医療相談後は、本当に落ち着いた気持ちで初診までを過ごすことができました。

 

次回は、病院選びから初診までを書いていきたいなと思います。

 

parokumablog.hatenablog.com

 

ここまで読んでくださってありがとうございます。

それではぱろでした。