ぱろクマblog

2021年3月より夫の海外赴任に帯同してベトナム、ハノイで生活しています。

ベトナムで子宮外妊娠②~病院選びと初診

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こんにちは、ぱろです。

ベトナムハノイで子宮外妊娠を経験しました。今回はベトナムでの病院選びについて、また初診について記していこうと思います。

前回の記事はこちら

parokumablog.hatenablog.com

 

 

ベトナムでの病院選び

病院選びの前に、事前の情報収集でハノイではフレンチホスピタルかビンメックホスピタルでの出産が多いようだというのは知っていました。体験記などを読むと10年くらい前まではフレンチホスピタル、それ以降はほぼビンメックのような印象。

そもそもコロナ前だと妊娠されても日本で出産等い方も多く、妊娠から出産までベトナムという方のブログ等が多くはなかったのですが、細かく病院選びについて記載されている方もいらして大変参考になりました。

口コミ総合するとフレンチホスピタルでもビンメックでも出産はできる

・フレンチホスピタルのほうが割高

・ビンメックのほうが日本人の出産経験が多い という印象です。

また、つわりの症状などで通院がつらくないように、

・安定期ごろまでは近くの病院→安定期以降の週数でフレンチホスピタルかビンメックに通院 という方も。

どれもなるほどな~と情報収集して、最終的には医療相談窓口で日本語通訳対応可能な病院を紹介していただくことになりました。病院選びの際に出産の際はベトナムでの出産希望ということをお話ししていたので送られてきた選択肢はやはりビンメックかフレンチホスピタルの2択でした。

結果的にはフレンチホスピタルを推しているようだったのでそのままフレンチホスピタルで予約をしてもらいました。(事前に高いと聞いていたので若干の不安を覚えつつ…)

結果的には出産に至らなかったので、フレンチホスピタルのほうが高いかどうかはわかりませんでした。どちらの病院も日本語通訳さんがいらっしゃいます。ただ、ビンメックは不妊外来と婦人科が分かれているようなので不妊治療などはビンメック、それ以降はどちらでもいいのかなという印象です。

フレンチホスピタル

初診の際には、パスポートを持っていくこと以外は特に持ち物などの指定はありませんでした。妊娠関連で保険は下りないとは思っていましたが、念のため海外保険の控えを持参。(結局適用にはならず、使っていません)

 フレンチホスピタルの周りは薬局がずらりと並んでいます。ベトナムでは家具、電化製品など同じ通りに同業他社がものすごい数並んでいたりしますが、薬局も!と少しびっくりでした。

フレンチホスピタルは新型コロナウィルス感染症対策のため、受付の前に外で医療申告をします。日本人とわかると日本語の医療申告書フォームを出してくれます。検温をし、問題なければ腕にスタンプを押されてから中に入ることができます。

受付では初診の際に書く問診票のようなものなどいくつか書類を書いて提出し、パスポートもここで提出してコピーを取ってもらいました。

産婦人科はエレベーターで4階に上がり受付に用紙を出すようにとのことだったのでお礼を言って4階へ。受付にはもちろん、エレベーター内にも消毒液が常備されています。

4階フロアは思ったより広く、エレベーターを降りてすぐ待合スペース、右側が採血ルームエリア、受付の左側が診察スペース。待合スペースは長椅子や一人用の椅子がたくさん置いてあって、密にならずに待つことができました。(予約してても待つときは結構待つ)産院でもあるので、保育器?に入った赤ちゃんが移動してたり、おなかの大きい妊婦さんが結構診察待ちしてたりします。

初診の超音波検査

 日本語通訳の方が来られてから、ベトナム人女医先生の診察がありました。

初診は月経周期や最終月経、気になる症状などの問診などがあり出血があったことを伝えると膣炎の可能性がないか調べるとのことでオリモノをとられました。これがちょっとぐりぐりされていたかったです…。

その後、超音波検査をし胎嚢らしきもの?が確認できましたが小さく不明瞭。よくネットで見るようなはっきりしたものは見ることができませんでした。両側の卵巣側も見てもらいましたが何も映らず…週数が5週目ちょうど位だったので血液検査をして翌週再度確認することになりました。

この週数で人によっては確認できないことがあるというのは知っていましたが、胎嚢確認できるだろうと期待を胸に病院に行ったので、見えなかった時点ですぐに子宮外妊娠の可能性を先生に確認しました。先生は「この時点では何とも言えない」と言葉をぼかすばかりでもやもやした気持ちが残ったまま帰宅。

早い人だともう確認できているはずの胎嚢が確認できず、帰りの車の中で涙をこらえるのに必死でした。

午前中の診察で、血液検査の結果は午後わかり次第電話連絡が来ます。結果はHCG955で妊娠は確実にしていること、週数は大体5週目くらいにあたるとのことを教えてもらいました。お医者さんからは、出血があったり腹痛があったらすぐ病院に来るようにとのこと。

今思えば、はっきり言われませんでしたがどちらかの症状があれば子宮外妊娠で間違いないという判断だったのかなぁと思います。

初診後の医療相談

くまさんには都度メールで報告していましたが、帰ってきてからまたちゃんと話をしました。ついこの間のことのようなのに、思い返すとどういった話をしたのかあまり思い出せませんがくまさんは割りと冷静だったように思います。(あんまり外に出さないタイプだから内心は動揺してたりしたのかなぁ)

次の検診にはついていきたいけど、翌週は仕事の関係で付き添いが難しそうだから土曜日診療できないかとくまさんに聞かれました。

一度医療相談へその日の診療内容と合わせてフィードバックと日程調整の確認をすることしました。病院で日本語通訳の方がきちんと説明してくださるんですが、日本人のお医者さんから説明を聞くとより詳しいお話が聞けたり日本での診察内容との比較などもおそらくしてくださって安心感が違うので、こういったサポートは本当ありがたいなぁと感謝しきりです。

 

医療相談では診察後から内診でぐりぐりされたせいか腹痛があり生理痛くらいだけど受診したほうがいいのか、子宮外妊娠の可能性についてや検査内容、日程変更は調整可能かについて質問しました。

 

先生からは、

・痛みも前回同様立っていられないとか強い痛みで継続していなければ気にしなくて大丈夫

・今回胎嚢が見えなかったというのは人によってちがうので、待つしかない。

・子宮外妊娠の可能性も否定できないが、痛みや出血がないので心配しすぎない様に。

・茶オリとかではない出血や激しい痛みを感じたらすぐ救急車を呼ぶこと。

・1週間より早すぎても遅すぎてもよくないので、とりあえず検診は予定通りの日。

・今回子宮外妊娠の可能性もあるので、1週間後に診察だけど通常は2~3週間時間を空けるもの。そういった意味ではベトナムのお医者さんも気にしてくれてちゃんとケアしてくれている。そのため日程はずらさないほうがいい。

というような内容でした。

安定の医療相談の女医さんの安心感と、ベトナムの先生も気遣ってくださってるのがわかりより安心感が増しました。

その後、初診が明けてからは普段通り過ごしていました。といっても15号が出ており、週に1,2度の買い出しくらいしか出歩かなかったのでほぼ安静に近い状態だと思います。

その頃の体調など

このころの体調としては高温期キープと胸の張りがあり、胸に関しては張りすぎて普通のブラだとつらいのでないとブラでホックを一番緩くしてつけていました。付け外しの時に痛みを感じるくらいの張りでちょっとびっくり。

実は、受診をしたいと医療相談に連絡したその日に翌日の午前中に予約が取れたと連絡がありました。妊娠が判明したら早めに受診が必要とネットで見ていたので早い分にはよかったのですが、まさかそんなに早くとれるとは思っていません。

連絡が来たのが17時ごろだったのでくまさんにすぐ連絡したのですが、「一緒に行きたかったのに!」とまさかの返答でした。一人で行く気満々だったので、くまさんの都合など聞いていなかったことを反省。平日だったので、休みが調整できればついてきてくれるとのことだったのですが急すぎて無理そうでちょっと申し訳なかったです。

 

長くなってきたのでこの辺で。

次は2回目の検診のお話。

 

ここまで読んでくださってありがとうございます。

それではぱろでした。